債務整理日記3・家族に内緒には出来ない事態、負債が多すぎる。リースバック?

債務整理日記3・家族に内緒には出来ない事態、負債が多すぎる。リースバック?

債務整理を家族に内緒で進めたかったが、無理だった。妻への告白。

家計は基本的に僕が管理していました。野菜の値段の変動など知らないお嬢様育ちの妻なので、買い物も僕の仕事。カードを使っている現場は妻に見られていますが、特に何の心配もしていなかった様に見えました。

その当時、引落しが出来ない状況の怖さに気落ち気味で、態度にも出てしまっていたのでしょう。妻の方から、「どうしたの?最近おかしいよ」と聞いてきました。弁護士事務所に相談してからも、債務の額が大きいので家族に内緒にはできない状況だと言われ、もうこのタイミングでしか告白する場面はないと思い、借金を重ねて自転車操業で、この先やっていけないと告げました。

妻も前からおかしいとは感づいていて、借金も想像していたそうです。
ただ借金があっても200万くらいかと思っていたそうで、総額700万超えると話したらあきれていました。その後感情的になった妻をなだめて、弁護士事務所に相談しているから、なんとか再建してやっていけるようにするからと説明しました。

住宅登記簿謄本を取ってくる。

弁護士事務所からは、早急に住宅登記簿謄本を取ってくるよう言われました。資産の状況を確認しなければならないためで、資産の中で一番額が大きい不動産の状況を調べたいそうです。
法務局は平日しかやっていなくて、平日は僕は仕事だったので妻に取って来てもらいました。ネットで用紙をプリントし、ラフ的に下書きを書いて妻に渡し、このとおり書いて出してねと指示。
妻は窓口で、僕がラフで書いた下書きを出して、「この用紙が欲しいんですが」と聞いたら、そのラフを窓口の人が受け取ってそのまま処理し、登記簿謄本を出してくれたそうです。窓口に来た本人確認もしなかったそうです。
だれでも見れる情報なのですね。
(建物(部屋)1通づつ全部事項証明書(共同担保目録付き)というのをもらってきました。マンションなので、建物のみでした。

マンションの状況を確認した結果、マンションの価値がありすぎる。

マンションのローン残高1400万円に対し、不動産屋で査定したマンション価値が3000万くらいあるようです。ようするに、マンションを売ってしまえば債務はすべて払えてしまいますよと言われました。それはこの家から出て行く事になるので、できればマンションは残したいと相談した所、だったらリースバックという方法がありますといわれました。

リースバックならマンションを売ってしまってもそのまま賃貸として住んでいられるので、出て行かなくてもいいかもしれません、そちらに詳しい業者に聞いてみますと言われ、返事を待つ間、自分でもリースバックを調べてみました。

リースバッグとは

リースバックとは、持ち家を業者が買い取り、その業者が大家さんとなって賃貸として住み続けられる方法の事です。

利点としては、将来的に再度買い戻す事も可能だという事。

今回の僕の債務整理の件にあてはめると、持ち家のマンションをリースバックを使って業者に売り、その代金で債務を払ってしまう。そして持ち家ではなくなるが賃貸としてそのまま住み続けることができる、という事です。わかったようなわからないような感じでしたが、とりあえずの希望にはなりました。

その時に疑問に思ったのは、

  • 賃貸となった場合の家賃はいくらになるのか。今のマンションは、頭金を入れているので周辺の賃貸よりも月の家代は安く設定してあるが、それが周辺の相場と同じになると、家計を圧迫してしまう。
  • 住み続けられる期間の設定をどのようにするのか。
  • マンションを売った金額に税金がかかるのか。

という事でしたが、それは直接リースバックの業者と話をしてくれてと言われ、次回直接電話でやりとりする事になりました。

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